ロサンゼルスの映画・テレビ制作は2025年第4四半期にさらに減少、州の拡大インセンティブの即時効果なし。映画、TV、コマーシャルの撮影日数は前四半期比12.3%減少し、2022年以来の傾向が続く。年間総量は2019年水準の約半分にとどまった。
FilmLAの最新データは、ロサンゼルスの制作活動の持続的な低迷を示している。2025年第4四半期の映画、テレビ、コマーシャルを通じた総撮影日数は、前四半期比12.3%減少した。これは2021年以来、2四半期連続で撮影日数が増加しなかった初めてのケースだ。 2025年通年では、制作量は2019年の約半分となり、業界の課題を浮き彫りにした。これらの数字にもかかわらず、州の支援は拡大した。7月、カリフォルニア州知事Gavin Newsomは映画・TV制作インセンティブプログラムの拡大に署名した。California Film Commissionはその後、Jumanji、Heat 2、Baywatchを含む各種プロジェクトに7億7100万ドルの税額控除を割り当てた。しかし、承認プロジェクトは控除受領後180日以内に撮影を開始する必要があり、その影響はまだ制作統計に現れていない。 FilmLAの報道官Philip Sokoloski氏は、この数字を「失望的だが予想通り」と評した。「FilmLAは一貫して、拡大された映画・テレビ税額控除プログラムの完全な効果が現れるまで時間がかかると予測してきました。全体の数字は依然として低いものの、撮影を開始していないインセンティブ対象プロジェクトが数十あります」と述べた。 補助金付きプロジェクトは、四半期のロケ映画撮影の17.3%を占め、2024年同期間の19.2%からは減少したが、2023年の8.7%からは上昇した。テレビではシェアが前年6.5%、2023年の1.5%から11.1%に上昇した。特にTVコメディの撮影日数の31.8%、TVドラマ制作の31%が州支援を受けた。同プログラムは最近「大規模」リアリティ番組にも拡大された。 しかし、各カテゴリで減少が続いた。テレビ制作は5年平均の50%下回り、2024年第4四半期比22%減。映画制作は平均比31.7%遅れ、前年比19.7%減。TVコメディは前年比6%減だが平均比66%減、ドラマは2024年比36.4%減、平均比43.3%下回った。