テスラは、2025年第4四半期の車両納車を422,850台と予測する企業集計のコンセンサス推定を公表し、前年比15%減となった。この数字は、ブルームバーグの445,061台などの独立集計を下回り、2026年1月2日予定の公式報告前の異例の公開だ。米国EV税額控除の失効後の需要低迷の中、期待値を管理する狙いとみられる。
テスラの投資家向けページに、2025年Q4納車コンセンサスの表が掲載され、422,850台(Model 3/Yが388,002台、その他34,848台)と示されている。前年比15%減で、ブルームバーグ平均445,061台(10%減)と対照的。通常こうした推定を選定アナリストに非公開で共有する同社は数字を承認せず、Wedbush、Goldman Sachs、Morgan Stanleyを含む20のセルサイドアナリスト由来と注記。
通年では1,640,752台の見込みで、2024年の1,789,226台から8.3%減、テスラ2年連続の年間減少の可能性。2025年初頭は工場でのModel Y刷新のための生産再調整で納車低迷。第3四半期は9月EV連邦税控除7,500ドル終了前に駆け込み需要で過去最高を記録。インセンティブ喪失を補うため、10月に4万ドル未満のModel 3/Y廉価版を投入。
この公表は、実際結果を好意的に見せるための低め期待固定との憶測を呼ぶ。Electrek指摘通り、425,000台前後なら422,850のベンチマーク超え「ビート」と位置づけ、44万台近辺のウィスパーナンバー影響を和らげる可能性。12月30日、テスラ株は0.8%安の455.75ドル、休日薄商いと市場警戒で。
BYDら中国勢競争激化と主要市場需要懸念が続く。Q4エネルギー貯蔵は13.4GWh(Q3の12.5GWh超)。投資家は金曜報告で価格、地域需要、安価トリムの定着性見極めへ、納車後焦点はQ4決算と2026見通しへ移行。