Teslaの電気自動車のEU登録台数は、2025年11月に前年比34.2%減少し、バッテリー電気自動車の全体販売が急増した一方で減少した。この減少は、中国のライバルBYDなどの競争激化の中で同社の継続的な課題を浮き彫りにしている。欧州自動車工業会(ACEA)のデータによると、Teslaの地域市場シェアが縮小している。
Tesla Inc.は2025年11月の欧州で継続的な逆風に直面し、EUでの新車登録台数が前年比34.2%減の12,130台となり、2024年11月の18,430台から減少した。EU、イギリス、欧州自由貿易連合(EFTA)を含む広範な欧州地域では、登録台数が11.8%減の22,801台となり、前年の25,840台から減少した、と欧州自動車工業会(ACEA)が発表。
この低迷は、電気自動車市場全体の堅調な成長にもかかわらず発生した。EUでのバッテリー電気自動車登録は前年比44.1%増、プラグインハイブリッドは38.4%増となった。2025年1月から11月にかけて、バッテリー電気自動車はEU市場の16.9%を占め、2024年同期の13.4%から上昇。The Guardian紙は「Teslaの電気自動車販売は欧州全域で再び前月比減少、同社のannus horribilisが続いている」と報じた。
市場シェアの数字はソースや範囲により若干異なる。CleanTechnicaによるとEUシェアは2.1%から1.4%に低下、Stocktwitsは欧州全体で2.5%から2.1%に低下と報告。一方、中国競合は好調で、BYDの登録台数は221.8%増の市場シェア2%(前0.6%)、SAIC Motorsは20.9%増で2.2%(前1.9%)。
この落ち込みはModel S発売以来初の2024年年間販売減少に続く。アナリストは慎重で、UBSは2025年Q4納車予測を429,000台から415,000台に引き下げ「Sell」レーティングを維持、目標株価247ドル、Deutsche Bankも下振れを予想。Teslaの自動運転重視、2026年欧州での完全自動運転承認見込みが将来の救いとなる可能性があるが、欧州での現地・中国競争の圧力は続く。