これまで報じられた米国での販売急落に続き、テスラは2025年11月に英国(19%減)、欧州(30%)、中国(6%)でさらに販売減少を記録。BYDの激しい競争、老朽化した製品ラインナップ、Cybertruckのリコール、CEOイーロン・マスクの賛否両論を呼ぶイメージが要因だ。
テスラの2025年11月の課題は、連邦EV税額控除の終了と新Standardレンジモデルの需要低迷で販売が4万台を下回った米国を超えて広がった。
英国ではNew AutoMotiveのデータで登録台数が19%減少し、BYDの229%急増とは対照的で、新車市場全体が6.3%減、BEVが1.1%減の中でのこと。欧州全体の販売は30%減少し、Model Yは2023年のピーク後の最悪の年となり、ドイツ、ノルウェー、英国などでModel 3の結果も軟調。
世界最大のEV市場である中国では、地元BYDなどがインセンティブで優位に立ち、テスラ販売が6%減少。主要要因はCybertruckの2023年11月デビュー以降のラインナップ停滞—2025年10月までにフロントライトなどの問題で2桁リコール—と、マスクのAI/ロボティクス重視と政治的立場で、Q3調査でカリフォルニアが15%減少。
UVAのマイケル・レノックス氏は、グローバルEV成長鈍化(2025年20%、テスラシェア15%)の中、テスラが「EVのBlackBerry」になるリスクを警告。ただし、ハイブリッド、Ford、Rivianに対し遅れをとる伝統メーカーから回復時間を与えられる.