『スーパーマリオ』の生みの親である宮本茂氏は、『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』で導入されたピーチ姫の背景設定が、今後の任天堂のゲームに影響を与えることを期待していると語った。同作では、ピーチとロゼッタが幼少期に生き別れた姉妹であることが明らかになっており、このつながりは『スーパーマリオギャラクシー』発売当時からファンの間で長く囁かれていた考察を裏付けるものとなる。
日本のメディアとの最近の合同インタビューにおいて、宮本茂氏は公開されたばかりの『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』で明かされたピーチ姫とロゼッタの家族関係について言及した。記録的なヒットとなっている同作は、およそ20年前に『スーパーマリオギャラクシー』が発売されて以来、ファンが推測してきた姉妹という関係性を裏付けるものだ。宮本氏はこれまでキャラクターの背景設定を固定してこなかったものの、映画制作を通じてそれを深めることは楽しかったと述べ、「ですから、映画で作った設定は、今後のゲームでもできるだけ守っていきたい」と語った(Nintendo Everythingによる翻訳)。宮本氏は、これまで詳細な物語を固めることに消極的だった理由を次のように説明している。「次にどんなゲームを作るか分からない状態で、キャラクターの設定を増やしすぎると足かせになってしまう。ゲームプレイに縛られるのはいいが、物語を作ったことで自分たちが縛られるのは嫌だ。それが長年映画を作らなかった理由でもあった」。このアプローチにより、任天堂は歴史的に厳格な伝承よりも柔軟なゲームプレイを重視してきた。今月公開された『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』は、大ヒットを記録する中で、キャラクターの歴史をより深く掘り下げた点でも注目を集めている。