オンブズマン局は、政府の治水事業における不正疑惑を調査するため、全下院議員に対して資産・負債・純資産報告書(SALN)の提出を求めた。ヘスス・クリスピン・レムリャ・オンブズマンは、本件に関与しているとされる議員26名に対しライフスタイル調査を行う方針を表明し、対象がさらに1名増える可能性があることを週末のラジオ番組で明らかにした。
ヘスス・クリスピン・レムリャ・オンブズマンは、週末のラジオ番組「Executive Session」(dzRH)において、全議員のSALN提出を要請したと発表した。同氏は「全員分を入手するよう要請した。国会議員全員を含めるよう指示した」と述べている。また、治水事業をめぐる不正に関与したとされる、いわゆる「コントラクター(請負人)」議員に対する調査において、4月20日、21日、22日は多くの進展が見込まれる「非常に重要な局面」になるとの見方を示した。
同局はすでに、治水事業に関与したとされる議員26名のSALNを保有しており、今後ライフスタイル調査を行う予定である。名前は公表されていないが、対象者が1名追加される可能性もある。レムリャ氏は、過去10年分または当該議員の在任期間をカバーするSALNの提出を求めている。
さらに同氏は、SALNの召喚状を拒否した場合、チェロイ・ガラフィル下院事務総長を停職処分にする可能性があると警告した。レムリャ氏によると、ガラフィル氏が召喚状の受け取りを拒否し、下院の警備員がオンブズマン局の職員の立ち入りを阻止したという。同氏は、今後すべての立法要請を自身経由で行うようスタッフに指示し、「制度的かつ専門的」なプロセスを強調した上で、「権力の乱用は許されない」と述べた。
レムリャ氏は、サラ・ドゥテルテ副大統領のSALNに関する召喚状を審議する4月22日の下院司法委員会に出席する予定である。同氏は「下院への敬意を表すため、短時間だけ出席する」とし、議員からの質問には書類管理責任者が対応すべきだと指摘した。