マラカニアン宮殿(大統領府)は、中東情勢の緊張による燃料価格高騰に乗じて「エネルギー封鎖」に関する虚偽の情報を拡散する者に対し、法的措置を講じると警告した。大統領コミュニケーション局のデイブ・ゴメス長官は、燃料不足や新型コロナウイルスの新たな変異株と封鎖を関連付けた捏造報道を政府は容認しないと述べた。同長官は、情報を拡散する前に公式情報源で確認するよう国民に呼びかけている。
フィリピン、マニラ — 大統領コミュニケーション局(PCO)のデイブ・ゴメス長官は4月5日(日)、中東情勢の緊迫化に伴う燃料価格高騰に乗じて「エネルギー封鎖」という虚偽情報を拡散する者に対し、政府として法的措置を講じると警告した。
ゴメス長官は、「現在のエネルギー情勢に鑑み、状況を利用しようと意図的に作り話をしてオンラインでフェイクニュースを拡散する者に対し、法律の最大限の範囲で責任を追及する」と述べた。同長官は、4月20日から「緊急封鎖」が始まると主張するSNSの投稿や、保健省のロゴを悪用した新型コロナウイルスの「蝉(シカダ)変異株」に関する偽情報を例に挙げた。
改正刑法第154条に基づき、虚偽情報の公表には最大6ヶ月の懲役刑が科されるほか、インターネット上で行われた場合は2012年サイバー犯罪防止法により刑期が倍加される。PCOのフェイクニュース対策デスクは司法省と連携して立件に向けた準備を進めており、また「オプラン・コントラ・フェイクニュース」の下でSNSの監視を強化している。
長官は「こうした困難な時期において、確認されていない投稿を共有することは社会に害を及ぼす可能性がある。拡散する前に必ず政府の公式チャンネルを通じて情報を確認してほしい」と付け加えた。今週、ディーゼル価格は1リットルあたり17~19ペソ上昇し、165ペソから170ペソを超える可能性があると予測されている。