カリフォルニア州チノヒルズのキャニオンヒルズ中学校で、2026年の米国建国250周年に向けた全米市民教育・歴史ツアーの一環である「History Rocks 250」集会が開催された。これに対し、一部の保護者や祖父母から、主催者に関する疑念や、生徒が参加を拒否できるのかといった懸念の声が上がっている。
カリフォルニア州チノヒルズのキャニオンヒルズ中学校は、米国建国250周年(2026年)を控え、米国教育省の全米ツアー「History Rocks! Trail to Independence Tour」の一環として、「History Rocks 250」と銘打った校内集会を開催した。
ABC7およびCBSロサンゼルスといった現地メディアの報道によると、一部の保護者や祖父母は、このプログラムが保守系の団体を含む広範な市民連合と関連していることを知り、異議を唱えた。また、生徒が参加を拒否するための正式な選択肢が用意されていないことに対しても不満を表明した。
チノバレー統合学区の当局者は、このプレゼンテーションはアメリカ独立戦争や建国文書など、すでに授業で扱われているトピックに焦点を当てたものだと述べている。同教育委員会のソーニャ・ショウ会長はCBSロサンゼルスに対し、集会はクイズ番組形式で行われ、国家の記念すべき周年を祝うものであると語った。
「The Daily Wire」の集会に関する報告によると、プログラムには忠誠の誓いや国歌斉唱のほか、歴史に関するクイズや、移民が自由と機会を求めて米国を目指したことを強調する生徒のスピーチなどが含まれていた。また同紙は、米国教育省の市民教育シニアアドバイザーであるキャサリン・ゴルカ氏が登壇したとも報じている。
CBSロサンゼルスによると、イベント終了後、生徒の一部は集会を政治的なものとは感じなかったと話す一方で、一部の保護者は学校の外で抗議活動を行う予定であるという。