銀行各行は、降雨の偏りが農村部の信用力に悪影響を及ぼす恐れがあるとして、モンスーンの動向を注視している。懸念の焦点は、夏季作物の収穫量と借り手の所得にある。金融機関は、新規融資に対して慎重な姿勢をとっている。
不規則なモンスーンの降雨が、カリーフ作物(夏季作物)のインフレリスクを高め、農村部世帯の家計を圧迫している。銀行関係者は、これが農業地域における返済能力に影響を与える可能性があると指摘する。
一方で、好調だった冬の収穫が農村部全体の流動性を支えており、金融機関にとっては一定の救いとなっている。この余裕が、今シーズンの潜在的な不足分を補う助けとなっている。
個人向けローンおよび零細企業向け融資の分野では、すでにストレスの初期兆候が見られ始めている。これを受けて、一部の銀行ではリスク管理のため、小口融資の提供ペースを抑制することを検討している。
Bandhan Bank、IDFC First Bank、および公共セクターの金融機関を含む各機関は、今後の動向を追跡している。なお、インド準備銀行(RBI)はこの件に関する新たな指針は出していない。