子役を代表する英国の団体が、長寿アニメシリーズにおいて子役の声をAIで再利用することを許可する契約内容を批判した。業界筋は、その番組がハズブロ(Hasbro)が保有する『ペッパピッグ』であることを特定した。この論争は、エンターテインメント業界における同意とAIを巡る緊張状態を浮き彫りにしている。
子役エージェント協会(Agents of Young Performers Association)は、世界的な子供向け番組のフランチャイズが、あらゆる商業資産において子役の声優の声をAIで再利用することを認める契約条件に反対する公開書簡を発表した。書簡では番組名は明かされていないが、関係者はそれが『ペッパピッグ』を指していることを認めた。
ハズブロは書簡を受け取ったことは認めたものの、個別の交渉内容についてはコメントを控えた。同社は、子役の保護は自社の価値観の中心であり、業界の基準が進化する中でAI問題に責任を持って取り組むと述べた。
同協会は、子供には十分な情報に基づいた同意を与えることはできないと強調し、すべての子役の契約にAIの使用を制限する標準条項を盛り込むよう求めた。『ペッパピッグ』は現在第11シーズンが放送されており、ニコロデオンや各ストリーミングプラットフォームで配信されている。