映画『ジュラシック・パーク』で知られる俳優のサム・ニール氏が、7月13日にシドニーで急逝した。報道によると、がんの回復後に肺炎を患ったという。故人の意向を尊重し、家族や友人らは詳細を公表していない。
78歳で亡くなった同氏の家族はSNSを通じて訃報を伝え、血管免疫芽球性T細胞リンパ腫との闘病の末、がんは寛解していたことを明らかにした。4月にはCAR-T細胞療法を経て、がんが消失したとの診断を受けていた。
映画『ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル』で共演したリマ・テ・ウィアタ氏は、『ニュージーランド・ヘラルド』紙に対し、ニール氏が肺炎を患っていたことを明かした。ABCラジオ・シドニーによると、元パートナーのローラ・ティングル氏は、化学療法と免疫療法により免疫系が弱まっていたと語っている。
故人の控えめな性格を尊重し、ニュージーランドで近親者のみの葬儀が予定されており、公的なイベントは行われない。公式な死因は現時点で発表されていない。遺族は、セント・ビンセント私立病院のスタッフに対し感謝の意を表明した。
同氏は『ジュラシック・パーク』や『レッド・オクトーバーを追え!』など数多くの作品に出演し、2022年の『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が最後の出演作となった。伝説的な名優が、静かに幕を下ろした。