サンディガンバヤン(汚職特別裁判所)は、サラ・ドゥテルテ副大統領の弾劾裁判への参加および自身に対する汚職事件の棄却を求めたジンゴイ・エストラーダ上院議員の申し立てを却下した。
同裁判所第2法廷は7月10日、治水事業に関連するキックバック疑惑を巡る汚職容疑について、エストラーダ議員が6月4日に提出していた公訴棄却の申し立てを改めて退ける決定を下した。裁判所は、申し立てには妥当性が欠けており、エストラーダ議員自身が提出した書類からも、彼が容疑の内容を理解していることが明らかだと指摘した。
また7月9日には、第5法廷が、弾劾裁判の裁判官を務めるために拘留からの2時釈放を求めた6月29日の請求を却下した。裁判所は、今回の請求は緊急性や真にやむを得ない理由とは見なせず、92日間にわたる裁判のスケジュールを一時的な休暇と扱うことはできないと説明した。
エストラーダ議員は6月1日から略奪罪の容疑で拘留されている。上院弾劾裁判所のレジー・トンゴル報道官は、拘留中の上院議員が裁判に出席できるよう裁判所の許可を求める案について、現時点では何ら進展はないと述べた。