パニフィロ・ラクソン上院議員は、拘束中の上院議員らが7月6日に予定されているサラ・ドゥテルテ副大統領の弾劾裁判に影響を及ぼす可能性があると警鐘を鳴らした。同氏は、拘束されている議員が裁判官として出席できるよう裁判所に許可を求めるなどの選択肢を示唆した。また、シェルウィン・ガッチャリアン上院議長代行が辞任し、弁護士が議長を務める可能性についても言及した。
ラクソン氏はラジオ番組のインタビューで、拘束中の上院議員が裁判に参加するには、刑務所管理局(BJMP)の職員の護衛付きでサンディガンバヤン(汚職特別裁判所)の許可が必要になる可能性があると述べた。同氏は、上院と弾劾裁判所は別個の機関であるため、立法職からの予防的停職が自動的に上院議員裁判官としての任務を妨げるべきではないと強調した。
ラクソン氏は、有罪判決には16票が必要であることに触れ、9人以上の議員が予防的停職となれば、参加可能な議員は15人に減ってしまうと指摘した。同氏は、停職期間が終了するまで裁判を一時中断するシナリオや、停職の解釈を限定的に行う申し立ての可能性について言及した。
さらにラクソン氏は、上院の多数派がガッチャリアン氏に代わり、フランシス・エスクデロ氏やフランシス・パンギリナン氏といった弁護士を議長に選出する可能性を示唆した。その一方で、有罪判決に必要な16票という基準を引き下げるべきだという意見については否定した。