『Sheriff Country』と『Fire Country』による初のクロスオーバー・エピソードが金曜日に放送された。物語はスクールバスの爆発事故と、誘拐された子供たちを巡る緊迫した追跡劇を中心に展開。『Sheriff Country』でブーン役を演じるマット・ローリアは、2時間にわたる特別編の中で彼が直面した閉所恐怖症の試練について語った。最終的に子供たち、消防士のボード・レオーネ、そしてブーンを含む全員が無事救出された。
エッジウォーターで発生した不可解なスクールバスの爆発により、子供たちの安否が危ぶまれたが、現場で9つのバックパックと森へ続く足跡が発見された。調査の結果、この事件は多額の負債を抱えた地元の親が犯罪者を雇い、260万ドルの身代金を目的に仕組んだ誘拐事件であることが判明した。しかし、雇われた犯行グループが計画から逸脱し、破壊行為を強めるなど事態は悪化した。『Sheriff Country』のチームは『Fire Country』の救助隊と協力し、2時間にわたる追跡捜査を開始。シェリフのミッキーは、かつての因縁や地域へのアプローチの違いから、シャロンと複雑な距離感を抱えながら捜査にあたった。一方、ブーンとボード・レオーネは手がかりを追って石切り場へ向かい、爆発物が仕掛けられた地下バンカーから聞こえる叫び声を発見する。爆発により二人は閉じ込められた子供たちと共に地下空間へと吹き飛ばされた。ブーンは地下で重度の閉所恐怖症によるパニック発作に陥るが、ライバルであるボードの励ましによってトラウマを克服した。ブーンのトラウマは、かつて自身のパートナーが職務上のストレスから自殺した経験に起因するものだった。彼は自力で脱出ルートを切り開き、救助隊をバンカーへと導いた。全員が無事に生還し、エッジウォーターでの危機は回避された。ブーン役のマット・ローリアはTVLineの取材に対し、あのシーンの激しさは、ボードとのライバル関係や過去の失敗が重なり、キャラクター自身の意志に反して体が拒絶反応を起こしたことにあると語った。「一番難しいのは、自分の意志とは裏腹に体が反抗してしまうことでした。自分の制御が全く効かない状態だったんです」とローリアは振り返る。彼は、パートナーとして立ち上がるようボードが促した瞬間について、「自分を苦しめ続けてきた過ちを正す」機会となり、「役に立てない」という無力感の中で精神力が肉体を凌駕する瞬間だったと語った。