「サイレントヒル2」の配信者がAI生成の楽曲カバーを巡り著作権侵害の申し立てを受ける

コンテンツクリエイターのNubzombie氏は、『サイレントヒル2』のプレイ動画において山岡晃氏作曲の「Promise」を使用したところ、YouTubeから2件の著作権侵害の申し立てを受けた。申し立てを行ったのは「Agro memos」および「詹姆斯.K」というアカウントで、彼らが主張する楽曲はAIによって生成されたオリジナルのコピー版であった。YouTubeのシステムは自動的に申し立て側の主張を認めた。

Nubzombie氏は『サイレントヒル2』のオリジナル版のプレイ動画を投稿したが、その中には山岡晃氏が作曲した楽曲「Promise」が含まれていた。動画公開直後、「Agro memos」から著作権侵害の申し立てが行われた。Nubzombie氏が今週公開した反論動画「A.I. IS RUINING YOUTUBE (and my life)」で示した通り、申し立ての対象となった楽曲は山岡氏の「Promise」をAIで加工し、生成されたボーカルを重ねたものだった。続いて「詹姆斯.K」からも2件目の申し立てを受けたが、こちらの楽曲はタイトルが明確に「Promise」とされており、オリジナルの楽曲を模倣したものだった。Nubzombie氏は一連の経緯をその後の動画で詳しく説明している。「Agro memos」の楽曲はソニー・ミュージックエンタテインメント傘下のThe Orchard Enterprisesを通じて配信されている。これは、2024年にクリエイターのEckhartsLadder氏がHOMEの楽曲「Resonance」について同社から著作権を主張された事例など、過去のケースと同様の状況である。今回の申し立てに関して、ソニー・ミュージックエンタテインメントおよびThe Orchard Enterprisesに問い合わせが行われている。一連の出来事は、YouTubeの自動著作権管理システムが、事前の検証なしに申し立て側の主張を優先させているという実態を浮き彫りにした。

関連記事

「ファイナルファンタジー」シリーズの生みの親である坂口博信氏が、ファン制作の『ファイナルファンタジーVI』リメイク動画を称賛したことで批判を浴び、AI生成映像に対する自身の関心について弁明した。

AIによるレポート

『ファイナルファンタジー』の生みの親である坂口博信氏が、近年のシリーズ作品のスタイルで『ファイナルファンタジーVI』をリメイクするというコンセプトの、AI生成によるバイラル動画に対して好意的な反応を示した。

米ミュージシャン連盟(AFM)は、ユニバーサルミュージックグループおよびワーナーミュージックグループに対し、人工知能(AI)のライセンス契約に関する労働協約への違反があったとして訴訟を起こした。

AIによるレポート

Recreate Gamesは、『Party Animals』を対象としたAI動画コンテストがコミュニティから強い批判を浴びたことを受け、謝罪しました。同スタジオはAIで生成された短編映画やアニメーションに対して総額7万5000ドルの賞金を用意していましたが、人間のクリエイターを軽視しているとの非難にさらされました。同社は現在、今後の対応についてプレイヤーに投票を求めています。

このウェブサイトはCookieを使用します

サイトを改善するための分析にCookieを使用します。詳細については、プライバシーポリシーをお読みください。
拒否