アナハイムで開催された「ファイナルファンタジーXIV ファンフェス2026」にて、Nintendo Switch 2版の移植と「エバーコールド」の予告映像が公開された後、吉田直樹プロデューサー兼ディレクターが2027年1月に発売予定の第6弾拡張パッケージにおける大幅なゲームプレイの刷新について詳細を語った。今回のアップデートは、進行システムと戦闘の簡素化を目的としており、ファンからは期待の声が上がる一方、一部懸念も示されている。
アナハイムで開催された「ファイナルファンタジーXIV ファンフェス2026」は、4月24日の桐生隆司CEOによるNintendo Switch 2版移植のサプライズ発表と、「ゴッドレス・レルム・サーガ」の一部として凍てつく平行世界を描いた「エバーコールド」の予告映像で幕を開けた。これを受け、吉田直樹プロデューサー兼ディレクター(吉田P)が基調講演を行い、今後10年を見据えたMMORPGとしての鮮度を保つための大規模な変更点を発表した。なお、「エバーコールド」は『黄金のレガシー』から繋がるパッチ7.5を経て、2027年1月に発売される。
主な刷新として、日課形式の報酬システムを廃止し、ボス戦、PvP、宝探し、釣りなどを通じて柔軟に週次進行ができる「冒険者アクティビティ」システムが導入される。最大レベルのジョブ間ではアイテムレベルが共有されるようになり、ジョブごとの個別の装備集めが不要となるため、ゲーム本来の魅力であったジョブチェンジの気軽さが復活する。バトルプランナーの玉木光氏も登壇し、伝統的なプレイスタイルである「リボーンモード」と、状況に応じたアクションを簡略化する「エボルブモード」の2種類を公開。これは「2分バーストのメタ」を解消するための設計であり、新規ジョブはこのエボルブモード専用となる。
ファンの反応はおおむね好意的だ。ヒーラーのAsh氏は「週40時間働いている自分にとって、ミッションや報酬の新しい週次システムは非常に助かる」と語り、Kelso氏は「好きな時に好きなジョブを遊べることこそが、このゲームの本来の魅力だった」と付け加えた。一方で、レイド勢の「Male Man」氏のように、エボルブモードが最適解として強制されるのではないかという懸念も一部で出ている。バトルパス形式の課金が導入されるのではないかという懸念に対し、吉田氏はそのようなシステムは存在しないと明言し、ファンを安心させた。
今回の発表は、『黄金のレガシー』に対する賛否両論のフィードバックを受けて行われた。プレイヤーは「エバーコールド」がハイファンタジーの冒険、ハウジングの改善、より深い物語体験をもたらすことを期待しており、ファンフェスで発表された「エヴァンゲリオン」コラボレイドやキャラクタークリエイターの強化といった他の注目要素と合わせ、期待が高まっている。