『ファイナルファンタジーXIV』のプロデューサー兼ディレクターである吉田直樹氏は、近年の『ファイナルファンタジー』シリーズにおける新作発売間隔の長期化が、若いプレイヤーがシリーズに親しむ機会を難しくしていると述べた。この発言は、モバイル向け新作『Dissidia Duellum Final Fantasy』のプロモーションインタビューの中で語られたものだ。自身も初代『ファイナルファンタジー』からプレイし続けている53歳の吉田氏は、かつてのように早いペースで新作がリリースされていた時代を知る古参ファンとの体験の差について言及した。
『ファイナルファンタジーXIV』のプロデューサー兼ディレクターである吉田直樹氏は、2026年3月23日にiOSおよびAndroid向けにリリースされた『Dissidia Duellum Final Fantasy』に関連するインタビューの中で、若い層を『ファイナルファンタジー』シリーズへ引き込むことの難しさを語った。現在53歳の吉田氏は、自身が初代『ファイナルファンタジー』をリアルタイムで体験してきた世代であることを明かした上で、アクション主導の戦闘やオンライン対戦に慣れ親しんでいる若い世代にとって、1990年代から2000年代にかけて頻繁に新作がリリースされた時代を経験したファンと比べ、近年の作品には馴染みにくさがあるのではないかと指摘した。吉田氏は「残念ながら……近年の新作は発売間隔が空いてしまっているため、古参ファンが経験したような形でシリーズとつながる機会を、今のプレイヤーたちは十分に得られていない」とコメントしている。スクウェア・エニックスはリマスターやリメイク、スピンオフ作品を通じてこの溝を埋めようと試みてはいるものの、吉田氏の発言は、近年のAAAタイトルにおける開発サイクルの長期化が抱える課題を浮き彫りにした。『ファイナルファンタジーXV』や『XVI』といった直近のナンバリングタイトルもファンの間で意見が分かれており、新規プレイヤーがシリーズに入る際のハードルをより複雑にしている可能性がある。