スタン・ワウリンカが、自身14度目にして最後となるスイス・オープン(グシュタード)を、ハイメ・ファリアとの1回戦敗退で終えた。41歳のワウリンカには、大会主催者から敬意を表して特製のスキー板が贈られた。
ワウリンカは、22歳のポルトガル人選手ファリアに対し、第1セットのタイブレークで3度のセットポイントをしのいだものの、6-7(8)、6-4、6-4で敗れた。試合時間は2時間37分だった。ファリアはファーストサーブのポイント獲得率が81パーセントを記録し、訪れた2度のブレークチャンスをいずれもものにした。
試合後、ファリアはワウリンカを指し示し、観客の拍手をスイスの英雄へと向けさせた。コート上のインタビューでファリアは、ワウリンカの門出に水を差してしまったことを詫びつつ、彼と同じコートに立てたことは名誉だと語った。その後、自身のInstagramでは、ワウリンカのプレーを見て育ったと投稿している。
大会主催者はワウリンカに対し、2015年の全仏オープンで彼が着用していたショーツの幾何学模様をあしらったスキー板を贈呈した。ワウリンカは、20年ぶりにスキー板を使うのが楽しみだと冗談を飛ばした。彼のプロキャリアは10月24日から11月1日に開催されるスイス・インドア(バーゼル)をもって終了する予定で、10月26日にはロジャー・フェデラーも参加する引退記念イベントが予定されている。