中央油脂による大豆サラダ油の汚染問題で、報告と回収の遅れが注目されている。地方選挙を控えたこのタイミングでの問題発覚により、野党側は与党・民主進歩党政権を批判する足がかりを得た格好だ。
台湾の食品当局によると、台中市に拠点を置く中央油脂は、4月から6月にかけて大豆サラダ油を30ロット、計28,992トン生産した。この油は福寿実業、福懋油脂、泰山企業に供給されていたが、各ロットから基準値を超えるベンゾ[a]ピレンが検出された。
南僑集団は5月13日の検査で異常値を特定していた。中央油脂は6月11日にその情報を受け取ったものの、当局への報告は6月30日まで行われなかった。政府がこの問題と回収措置を公表したのは7月3日のことである。
このタイミングにより、野党陣営は民主進歩党政権の対応能力を疑問視している。流通規模や健康への影響に関する詳細は、現時点の情報源では明らかにされていない。