テスラが発表した2026年第1四半期の電気自動車(EV)生産台数は40万8386台で、前年同期比12.6%の増加となった。しかし、納車台数は6.3%増の35万8023台にとどまり、約5万台の在庫積み増しが生じた。エネルギー貯蔵システムの導入量も予想を下回った。
テスラは4月2日、2026年第1四半期の生産および納車実績を発表し、総生産台数は40万8386台となった。これは前年同期比で12.6%の増加であり、主に「Model 3」および「Model Y」が牽引した。両モデルの生産台数は39万4611台で、2025年第1四半期から14.2%増加している。今回の数字は、テスラが「Model S」および「Model X」の生産ラインを終了したことを示しており、残りの生産は「Cybertruck」などの新しいモデルに集中している。テスラは1月末をもってModel SおよびModel Xの生産終了を発表していた。納車台数は前年同期比6.3%増の35万8023台となったが、生産の伸びには届かなかった。Model 3とModel Yの販売台数は5.6%増の34万1893台。CybertruckやModel S、Model Xを含むその他モデルの販売台数は19.7%減の1万3775台となった。この需給ギャップにより、約5万台の在庫が積み上がった形となる。また、エネルギー貯蔵事業の導入量は8.8GWhで、前年同期比15%減となった。車両納車数、エネルギー貯蔵導入量ともにアナリストの予想を下回る結果となった。