Hinterlandは3月31日、The Long Darkのストーリーモード「Wintermute」の最終章となる「エピソード5:The Light at the End of All Things」をリリースし、長年にわたる物語に終止符を打ちました。スタジオ代表のRaphael van Lierop氏はこれを「一つの時代の終わり」と表現しつつも、同作の有意義な開発は今後も続くことを強調しました。今回のリリースにより、数年前にファンと交わした約束が果たされたことになります。
「Wintermute」の最初の2つのエピソードは、2017年のThe Long Dark正式リリース(バージョン1.0)と共に公開されており、今回の物語の完結は、約10年越しの大きな節目となります。エピソード5は、これまでの4エピソード(合計30時間以上)と比較して12~15時間のよりリニアな冒険を楽しめる内容です。「Wintermute」は、プレイヤーが北極の厳しい環境下で生き残ることを目指す、一人称視点のサバイバルモードとは独立したモードとして存在しています。Hinterlandの代表であるRaphael van Lierop氏は、LinkedInで今回のリリースを「長い旅の終わり」と呼び、開発者日記の中でスタジオにとっての「一つの時代の終わり」であると述べました。また、同氏はThe Long Dark(TLD)の継続的な開発、早期アクセス開始が当初の予定から遅れている続編『Blackfrost』、および未発表のプロジェクトに関する将来の計画についても触れています。Van Lierop氏はEurogamerへの電子メールの中で、「これはThe Long Darkの有意義な開発の終わりではなく、開発の一区切りであり、大きな節目であると同時に、数年前にファンに約束したことの完遂と提供であると考えています。つまり、終わりではありますが、一つの区切りでもあります」と明言し、発売後の詳細については改めて発表すると約束しました。エピソード5は、認証プロセスの遅延によりNintendo Switch版の配信が開始時点では見送られていますが、Hinterlandは4月末のリリースを目指しており、時期が前後する可能性があるとしています。Van Lierop氏はストーリーモードを初めてプレイするユーザーに対し、「各エピソードはチームがその制作に取り組んでいた時期を反映している」とし、ツールの進化やスキルの向上を踏まえた上で、初期の章については「寛大な評価をお願いしたい」と呼びかけています。