トム・ブラウンは昨日、ミラノのパラッツォ・セルベローニの中庭で2027年春夏のメンズコレクションを発表した。酷暑の中で行われたこのショーは、映画『バグズ・ライフ』と『カエルの王子様』の物語の要素を組み合わせたものとなった。
このイベントは、2023年春夏以来となるブラウンの単独メンズショーであり、トム・ブラウンとしてミラノで行う初めての発表となった。ブラウンはフィナーレに、ネット素材のブークレ生地で作られたカエルのマスクを着用して登場した。
コレクションは、マドラスチェック、シアサッカー、ポプリンといった素材を用いた構築的なテーラリングを中心に構成された。蜘蛛、蜂、トンボ、金箔の蜂の巣をモチーフにした昆虫刺繍が、500本のシアサッカーで作られたバラの鉢植えを背景に彩りを添えた。
ブラウンは今回のデザインについて、自身のメンズウェアの核心である構築的なテーラリングとアウターウェアという原則への回帰であると説明した。なお、ショー当日の気温は摂氏38度に達した。