ミラノ・コルチナ五輪のフィギュアスケートチーム競技で、日本は米国に僅差で敗れ銀メダルを獲得した。イリヤ・マリニン選手の男子フリーで米国が逆転勝利を収め、イタリアが銅メダルとなった。日本選手の奮闘が光った一日だった。
ミラノ・コルチナ2026冬季オリンピックフィギュアスケートチーム競技の最終日、2月9日、日本は米国に1点差の68点で銀メダルを獲得した。米国は69点で2大会連続金メダル、イタリアは60点で銅メダルとなった。
日本は最終日のペアと女子フリーで巻き返しを図り、米国と同点に追いついた。世界チャンピオンの三浦璃来・木原龍一ペアはトリプルツイストリフトから始め、シーズンベストの155.55点をマーク。三浦選手は「145点かそれ以上を目指していたが、155点が出て喜びと感動でいっぱいになった」と涙ながらに語った。
女子フリーでは坂本花織選手が148.62点でトップ。米国のアンバー・グレン選手は2回の着氷ミスで3位となり、米国はリードを失った。グレン選手は「体調が優れず、脚が重かった。ベストではなかった」と振り返った。
男子フリーでは米国のイリヤ・マリニン選手(21)が200.03点を獲得。日本の中村俊介選手はそれを上回れず、米国が勝利。マリニンは7つのクワドを予定したが5つに減らし、一部でミスがあったものの、クワッドトウループとサルコウのコンビネーションで挽回した。日本は前日まで5点差を付けられていたが、強力な演技で接戦に持ち込んだものの、金メダルには届かなかった。