「クワッドゴッド」の異名を持つアメリカのフィギュアスケーター、イリア・マルニンが男子フリーで決定的な演技を披露し、ミラノ・コルチナ大会の五輪団体フィギュアスケートでチームUSAが金メダルを獲得した。ショートプログラムでの早期の失速にもかかわらず、マルニンの200.03点が日本の佐藤駿のスコアをわずかに上回り、日本との接戦で勝利を確定させた。この勝利は米国にとって同種目での2大会連続金メダルとなる。
ミラノ・コルチナ五輪は、バージニア州出身の21歳イリア・マルニンを男子フィギュアスケートのスターとして際立たせ、2022年に世界で初めて4回転アクセルを成功させた功績で「クワッドゴッド」の異名を取った。他のスケーターが追随できない偉業だ。世界選手権2連覇の初五輪選手として団体戦に臨み、最も技術的に優れたスケーターと目され、スポーツの限界を押し広げる体操のシモーネ・バイルズにしばしば例えられる。 2014年に導入された団体戦は、男子・女子・ペア・アイスダンスの8セグメントからなり、1位10点からポイントを付与する。土曜日の男子ショートでマルニンは2位となり、日本のカギヤマ悠真に10点差をつけられたが、マディソン・チョック&エヴァン・ベイツの強力なアイスダンスでチームUSAは1点リードを維持した。 日曜の女子フリーではアンバー・グレンが不安定な演技で3位となり、米国と日本が59点で並んで男子フリーへ。予定外だったが、マルニンが連続金狙いのUSAの締めくくりを務めた。黒金衣装で5つのクリーンな4回転ジャンプを決め、シグネチャーの4回転アクセルを省き、小さなつまずきと手ついての200.03点。本人ベストには及ばずも米国を競争に留めた。 22歳の日本・佐藤駿はキャリアベストの演技で応戦したが194.86点止まりで、チームUSAが金メダル獲得。チームUSAのツイートは「イリア・マルニンが200.03点をマークし #WinterOlympics 団体戦金メダルを確保!」と祝った。 マルニンの個人ショートは火曜、カギヤマとの再戦だ。