デザイナーのUmit Benanは、肌に触れた時の感触を重視した2027年春夏メンズウェアコレクションを発表しました。
Benanは、日曜の朝のような感覚を呼び起こす衣服の制作を目指したと語っています。ジーンズは32回洗いにかけることで桃のような手触りを実現し、繊細なウールはインターロック編み機にかけることで軽いサスペンション効果を生み出しました。
コレクションのカラーパレットは、1990年代初頭のマイアミを彷彿とさせる彩度を落としたイエローに加え、アースカラーのブラウンやタンが採用されています。アイテムには、リネンのダブルブレストスーツ、ブルゾン、ドローストリング付きのスイムショーツ、キューバカラーシャツと合わせたネクタイなどが並びます。ニットキャップは、サン=トロペでの思い出やデザイナーの母親から着想を得ています。
Benanは、季節ごとのランウェイショーよりも受注生産のオーダーメイドを優先しています。店内ではプラントアーティストの川本諭が新鮮なブーケを制作しました。デニムの開発には2年、ナイロンとシルクを使用した水着の開発には18ヶ月を費やしており、10年着続けられる服を目指しているといいます。