ジョナサン・シンカイは、イベントやバケーション向けのウェアにおいて、テクスチャーの実験的試みに焦点を当てたリゾート2027年コレクションを発表した。デザイナーは、多様な気候に対応する作品を制作する難しさを語る一方で、情緒的な訴求力を目指したと強調した。
シンカイはオーガンジー、シフォン、レザー、ニットといった得意とする素材を実験的に用い、新しい生地の加工技術を適用した。彼は、ロープ状にねじったバターイエローのニットドレスや、シェブロン柄でありながら一枚のまとまりあるニットとして仕上げた青と黒のドレスなど、ハードとソフトの要素を対比させた作品を作り上げた。ドレスがコレクションの中心であり、流れるようなラインのベアトップドレスにはギュピールレースがあしらわれた。クリーム色のノースリーブのブライダルドレスには、上部にバラの花びらを模した切りっぱなしのシフォンが施され、内蔵されたシアーなジャージースカートと組み合わされている。カジュアルなアイテムには、ハイファンネルネックとプリーツ入りの背中が特徴のウールコットン混紡トレンチコートや、レザーストラップで飾られた黒のブレザーコートなどが登場した。メンズウェアラインでは、ゆったりとしたボンバージャケット、ストライプのラグビーシャツ、プリーツパンツが展開された。「リゾートコレクションは、顧客がさまざまな気候の場所に住んでいるため、デザインするのが非常に難しいのです」とシンカイは述べた。「とにかく、非常にエモーショナル(情緒的)に感じられるものを作らなければなりません」。さらに彼は、自身がテクスチャーにこだわりを持っており、生地開発を追求したかったと付け加えた。