オピニオン記事で、ネイサン・ロード氏は、米国が信頼できるエネルギー源、特に天然ガスを確保しなければ人工知能でリードできないと主張。中国の優れた電力生産を強調し、シェール・クレセントなどの地域で燃料供給源近くにデータセンターを建設するよう促す。このような対策なしに、米国はグローバルAI競争で後れを取るリスクがある。
非営利団体Shale Crescent USAの社長ネイサン・ロード氏は、人工知能覇権争いは技術革新だけでなくエネルギーインフラにかかっていると主張。The Daily Wireに寄稿したロード氏は、AIは大量で継続的な電力を必要とし、大規模・低コスト・高信頼性の電力を供給する国がAI、製造業、国家安全保障で勝つと強調。
ロード氏は中国の優位性を指摘し、米国のおよそ2倍の電力を生産し、インフラを米国より速く拡大していると述べる。一方、米国の電力需要は50年以上ぶりに持続的に上昇。エネルギー省は今後10年で50〜150ギガワットの新容量が必要で、マンハッタン計画に匹敵すると予測。
ロード氏はデータセンターを24/7稼働の産業工場に例え、重工業並みの電力を消費し、中断不能なベースロード供給を要求すると指摘。展開可能・スケーラブル・手頃な燃料として天然ガスを優先すべきと主張。米天然ガスの80%以上はメキシコ湾岸とシェール・クレセント(オハイオ、西バージニア、ペンシルベニア)からで、国内の約3分の1を生産し、単一国なら世界第3位の生産国。
シェール・クレセントのガスは欧州やアジアの3〜4倍安い。ロード氏は全国でデータセンターが電力不足に直面し、電力会社が建設停止や10年待ちの行列を課していると警告。新インフラを燃料源上に配置し、長距離送電線によるコスト・損失・遅延を削減すべきと勧告。
「中国が米国を電力で上回れば、米国はAIで中国に勝てない」とロード氏は書き、天然ガスを政治的意志を要する戦略資産と位置づけ。彼の見解は個人的もので、出版社のものではない。