アヌシー国際アニメーション映画祭が日曜夜、イルミネーション社の『ミニオンズ&モンスターズ』のワールドプレミアで幕を開けた。イベントでは、故マルジャン・サトラピ氏への追悼や、文化保護に向けた決意も表明された。
『怪盗グルー』シリーズのスピンオフ第3弾となる本作が、映画祭のオープニングを飾った。物語は1920年代のハリウッドを舞台に、新たな悪党のボスを探すミニオンたちが、モンスター騒動に巻き込まれつつ初期の映画界への愛を紡ぐというもの。ジョージ・ルーカスらがカメオ出演している。
イルミネーション社の代表クリス・メレダンドリと監督のピエール・コフィンは、映画祭の「ウォール・オブ・フェイム」にその名を刻む記念の盾を受け取った。メレダンドリは、ハリウッドを舞台にした理由は、ミニオンたちの着想源となった無声映画時代の喜劇王たちと映画文化への敬意を表したかったからだと語り、アヌシーこそが本作のプレミア上映に最適な場所だと述べた。
開会式では、アヌシーのアントワーヌ・アルマン市長が、世界的に文化が脅かされる中での文化擁護について演説した。また、6月6日に56歳で死去したイラン系フランス人のアニメーター、マルジャン・サトラピ氏を「自由の象徴」と称え、追悼の意を表した。