ビル・マー氏は、ジョー・バイデン政権の元国家安全保障担当補佐官ジェイク・サリバン氏に対し、バーニー・サンダース上院議員が主導したイスラエルへの米国製武器売却を阻止する決議案について挑んだ。同決議案は数十人の民主党議員の支持を集めたものの、最終的には否決された。
米上院は2026年4月15日水曜日、イスラエルへの武器移転に対する民主党内の反対が高まる中、一部の対イスラエル武器売却を阻止しようとするバーニー・サンダース議員主導の2つの決議案について採決を行った。
これらの措置は、約2億9500万ドル相当のキャタピラー社製ブルドーザー「D9R」および「D9T」の売却、および約1億5180万ドル相当の1000ポンド汎用爆弾1万2000発と関連支援サービスの売却を停止することを目的とした共同不承認決議案だった。上院はこれらの決議案をそれぞれ59対40、63対36で否決した。
採決に関する報道によると、40人の民主党議員が少なくとも一方の売却阻止を支持した一方、少数の民主党議員は共和党側とともに阻止に反対票を投じた。不承認決議に反対票を投じたとされる民主党議員の中には、チャック・シューマー上院少数党院内総務(ニューヨーク州選出)やカーステン・ギリブランド上院議員(ニューヨーク州選出)が含まれていた。
この採決は、HBOの番組「リアル・タイム・ウィズ・ビル・マー」での議論の焦点となった。番組内でマー氏はサリバン氏に対し、今回の採決は「上院に残った民主党の対イスラエル同盟者は7人だけ」であることを示していると指摘した。これは、阻止措置に反対した民主党議員のグループを指した発言である。
これに対しサリバン氏は、「40人の民主党議員」がこの取り組みを支持したことから、今回の採決は民主党内により広い懸念が存在することを反映していると反論した。また、サリバン氏は採決前に一部の上院議員と対話したことに触れ、彼らが「正しいこと」をしたと称賛し、地域紛争が拡大する中で米国をさらに深く関与させるような行動を支持すべきではないと主張した。マー氏は、サリバン氏の主張を民主党の近年の国政選挙での敗北と結びつける皮肉で応じた。
今回の上院採決は、イスラエルへの武器移転について公的な議論を強制しようとするサンダース議員による一連の試みの一環である。こうした武器移転には議会への通知が必要であり、不承認決議を通じて異議を唱えることは可能だが、歴史的に見てもこうした措置が法制化に至る可能性は極めて低い。