ブラックロックは、「iShares Bitcoin Premium Income ETF」(ティッカーシンボル:BITA)の規制当局への届け出を更新し、同商品の立ち上げに向け一歩前進した。同ファンドは、ビットコイン関連の保有資産に対してコールオプションを売却することで収益を生み出すことを目指しており、スポンサー手数料は0.65%に設定されている。
世界最大の資産運用会社である同社は、6月10日に米証券取引委員会(SEC)へ修正書類を提出した。目論見書では年率0.65%の手数料が設定されており、ファンドの純資産価値の25%から35%を対象としたコールオプションの売却戦略が示されている。
6月1日には初期のシード投資家が1株あたり50ドルで19万8,000株を購入し、990万ドルの資金を調達した。6月9日時点で、同信託は109.9630217ビットコインとブラックロックの「iShares Bitcoin Trust」の9万901株を保有し、その後856件のオプション契約を売却した。
今回の届け出は、近いうちの立ち上げを示唆しており、ゴールドマン・サックスが7月初旬頃の開始を見込む「Bitcoin Premium Income ETF」との競争を激化させるものとなる。アナリストのエリック・バルチュナス氏は、この0.65%という手数料が、現在提供されている主要なビットコイン・カバードコールETF2銘柄を下回る水準であることを指摘した。