カリフォルニア州の建築物におけるエネルギー、二酸化炭素、水の使用状況を追跡する新しい無料の公開ダッシュボードが5月28日に開設された。「カリフォルニア・ビルディング・パフォーマンス・パルス(California Building Performance Pulse)」は、13億平方フィートを超える商業用および集合住宅スペースを対象としている。
このツールは、Measurablと米国グリーンビルディング協会(USGBC)カリフォルニア支部によって開発された。過去6年分の光熱費データに基づき、都市、物件タイプ、床面積、建設年別に比較することが可能である。カリフォルニア州の建築物は年間1,090億キロワット時の電力と2,400億ガロンの水を消費し、2,300万トンの二酸化炭素を排出している。カリフォルニア州大気資源局によると、建築物は同州の温室効果ガス排出量の約4分の1を占めている。このダッシュボードは、エネルギー、二酸化炭素、水に関する指標を統合したカリフォルニア州唯一の公開プラットフォームとして注目される。データからは水使用量に大きなばらつきがあることが示されており、ホテルはオフィスと比較して平方フィートあたりの水使用量が7倍から10倍に達している。今回の公開は、上院法案(Senate Bill)48に基づき州が新たな規則の準備を進める中で行われた。建築物の性能基準に関するベンチマークデータの活用についての報告書が、2026年に州議会へ提出される予定である。