カリフォルニア・リソーシズ・コーポレーション(CRC)は、同州セントラルバレーの稼働中の油田内に大規模なデータセンターキャンパスを建設する計画を発表した。このプロジェクトは、既存のインフラを活用することで地域住民の反対を最小限に抑えることを目指している。一方、環境団体からは排出量増加への懸念が上がっている。
カリフォルニア・リソーシズ・コーポレーションは月曜日、カーン郡にあるエルクヒルズ油田内の100エーカーの敷地に、60万平方フィートの施設「ゴールデンバレー・テクノロジー・ハブ」を建設する提案を発表した。建設予定地は最寄りの住宅から1マイル以上離れており、現在フル稼働していない既存の550メガワット天然ガス発電所から電力を供給する予定である。
同社幹部は、このプロジェクトを責任ある開発であると説明し、少なくとも1500人の組合建設職の雇用と最大250人の常勤職を創出し、水の消費を最小限に抑えるクローズドループ冷却システムを採用すると述べた。計画には防音壁の設置や地域のインフラ整備への資金提供も含まれている。
アースジャスティス(Earthjustice)の環境活動家らは、ガス発電の増加は既に汚染されている地域の空気質を悪化させるとして、同社の主張に反論した。彼らはゼロエミッションのエネルギー源を導入するよう求めており、同地での関連する二酸化炭素回収プロジェクトを巡る係争中であることにも言及した。
今回の提案は、テキサス州やペンシルベニア州で見られる、石油・ガス事業拠点の近くにデータセンターを配置するという広範な傾向の一環である。遠隔地であることや利用可能な電力を活用することで、一般的な地域住民による反対を軽減できる利点がある。