原油価格の高騰と客足の減少を受け、セブ市のカーボンマーケットで魚や花を販売する業者らの収益が激減している。2026年3月17日以降、エビなどの商品価格は最大で100ペソ上昇したほか、魚を運搬するカートの輸送コストも倍増している。
セブ市のカーボンマーケットで魚を販売するジョセフィン・サリエンテスさんは、コスト上昇分を差し引くと手元に残る利益はほとんどないと語る。「給料からはほとんど何も残らない状態です。米の価格も上がっていることを考えると、さらに厳しい状況です。魚が高値のため、少しでも余分に稼ぐどころか、それすら不可能なのは情けないことです」とサリエンテスさんはセブアノ語で述べた。魚を運ぶカートの輸送コストは、原油価格の高騰により1万5000ペソから3万ペソへと倍増した。その結果、彼女の息子は今学期の休学を余儀なくされ、夫も働く必要に迫られている。
2022年7月の取り壊し以来、ベンダーたちはフリーダム・パーク付近からユニット1ビル前へと移転させられており、状況はさらに悪化している。販売時間は以前の午前4時から午後9時までに対し、現在は午後3時から午前0時までに制限されている。
花屋の業者も同様の輸送コスト増に直面している。アナベル・オラノランさんは、ガソリン価格の上昇により、ダバオ、マニラ、マンタロンゴンから仕入れる花の経費が高騰していると指摘する。バレンタインデーなどの繁忙期には1日の売り上げが1万〜2万ペソに達することもあるが、3月の売り上げは1束500ペソと低迷している。「ここ3日間は収入がゼロで、隣人に軽食を恵んでもらわなければならないほどでした」とオラノランさんは語った。
メアリー・ガブナさんは聖週間(ホーリーウィーク)の教会からの大量注文を待っているが、花が傷んでしまうことを懸念している。「私たちは待つしかありません。しかし、花に関してはすでに損失が出ています」と彼女は述べた。ベンダーたちは、年内に改装されて区画が狭くなるフリーダム・パークへの再移転を予定している。
この問題は、セブ市がメガワイド・コンストラクション・コーポレーションの子会社であるセブ2ワールド・デベロップメント社と結んだ契約に起因している。ラプラー紙の報道によると、3月17日には約2000人のベンダーと支援者が契約の見直しを求めてデモを行った。