デザイナーの高橋悠介は、実用性と色彩にあふれたCFCLの2027年春夏メンズコレクションを発表した。
本コレクションは、フィンランド南西部に位置し、アイノ・アアルトとアルヴァ・アアルトが設計した1933年のパイミオのサナトリウムからインスピレーションを得ている。高橋は、色使いについて、エネルギーと楽観主義を表現しつつ、服に繊細なエッジを与えることを意図したと説明した。
新しい編み技術により、過去のシーズンよりも軽量な仕上がりを実現した。「TC Shrink」素材は、透明感がありながらもプロフェッショナルな印象を与えるトップスを作り出し、「TC Milan」シリーズでは、追跡可能なインド産オーガニックコットン70%とリサイクルポリエステル30%を組み合わせることで、重ね着に適したジャケットやカーディガンを展開している。
一部のジャケットは、フロントはフォーマルな装いでありながら、背面は透けるデザインとなっている。高橋は、ウール素材の質感を模倣しながらも、洗濯可能でストリートウェアの雰囲気を避けることを目指したと語った。
同ブランドは来年韓国に店舗をオープンする予定であり、バンコクやパリのル・ボン・マルシェへの出店も検討している。また、9月にはリッツォーリ・インターナショナルから初の書籍を出版する予定である。