中国の税務当局は、Douyin(中国版TikTok)のインフルエンサーである白氷(バイ・ビン)氏に対し、2021年から2024年にかけての脱税により約1900万元(約280万ドル)の罰金を科した。このグルメインフルエンサーは所得を過少申告し、個人の収益を事業体経由で隠蔽していた。同氏は違反を認め、罰金は全額納付済みである。
国家税務総局は、グルメインフルエンサーの白氷氏が、所得の過少申告や個人の収益を事業体経由で処理するなどの手法により、2021年から2024年の間に個人所得税、付加価値税、不動産取得税など計910万元を脱税したと発表した。
調査の結果、白氏は重慶にある実体のない個人事業主を含む10以上の事業体を管理しており、それらの事業体で従業員も実質的な業務も伴わないまま多額の収益を計上していたことが判明した。同氏は動画制作による収入を個人の労働所得ではなく事業収入として扱い、関連会社や人材派遣会社を経由して資金を個人口座に還流させていたほか、高級バッグや宝飾品などの贅沢品の購入を事業経費として計上していた。
Douyinで4000万人以上のフォロワーを持つ白氏は、広告パートナーシップから多額の収入を得ていたものの、継続的に個人所得を過少申告していたため、税務当局による調査の対象となった。
当局は未納の税金、延滞金、罰金として計1890万元の納付を命じ、全額が徴収された。当局によると、白氏は違反の事実を認めているという。