中国で安定した公務員職への競争が激化する中、国営メディアは面接の服装や身だしなみに関する指針を発表した。「半月談」誌によれば、外見や立ち居振る舞いが面接評価の5%から10%を占めるという。
国営新華社通信が発行する「半月談」は、公務員試験の面接候補者に向けて身だしなみの指針を提示する記事を掲載した。記事によると、採点表には「外見と立ち居振る舞い」という項目があり、「適切な服装、優れた気質と落ち着き、行動の安定性」が求められ、それが合計点数の5%から10%を占めるとしている。
男性は散髪を済ませ、女性は爪を清潔に保ち、アクセサリーや派手なメイクを避けるよう推奨されている。また、髪が耳や目を覆わないようにし、「清潔感と自信」を与える印象を強調している。女性に対しては、顔色が不健康に見えるファンデーション、派手なアイシャドウ、つけまつげ、ネイルアートなどを控えるよう求めている。
候補者はグレー、キャメル、ベージュ、水色といった「軽やかで上品な」色の服を選び、先のとがった靴やハイヒールは避けるべきだとされている。記事は「公務員試験の面接は、外見上の失敗がほとんど許されない場である」と述べつつ、質問に対する適切な回答が依然として不可欠であると付け加えている。
この指針は、経済の停滞や若年層の失業率上昇を背景に、安定した職業として「鉄の飯碗」と呼ばれる公務員職への競争が激化する中で出されたものである。