米下院外交委員会の民主党トップであるグレゴリー・ミークス議員は、トランプ政権が実施した米イラン間の了解覚書(MOU)に関する議員向けブリーフィングについて、同政権に一貫した戦略があるとは確信できなかったと述べ、ホルムズ海峡の扱いやイランの核プログラムをめぐる未解決の懸念を挙げた。
ニューヨーク州選出のグレゴリー・ミークス下院議員は、トランプ政権による対イラン了解覚書(MOU)についての説明会を終え、「深刻な懸念」を抱いたと述べた。同議員は、今回のセッションは下院議員向けに準備された原稿に基づく従来型のブリーフィングというよりも、質疑応答が中心の内容だったと評した。 (tpr.org)
ミークス氏は、ホルムズ海峡を運航上「開かれた状態」に保つとは具体的にどういうことかと当局者に問い詰めたと述べた。同氏は矛盾する姿勢として、米当局者が通行は無料であると述べる一方で、イラン側はMOUの文言に基づき通行料を徴収する権利を留保していると示唆している点を指摘した。 (tpr.org)
セッション終了後の声明でミークス氏は、マルコ・ルビオ国務長官兼国家安全保障担当大統領補佐官およびスティーブ・ウィトコフ中東特使が、MOUの書面上の条件や過去に他の議員に対して語った内容と「真っ向から矛盾する」発言をしたと主張した。 (democrats-foreignaffairs.house.gov)
イランの核プログラムについて、ミークス氏は、説明された枠組みがトランプ氏の1期目に離脱した2015年の核合意である「包括的共同作業計画(JCPOA)」の復活に酷似していると論じた。 (democrats-foreignaffairs.house.gov)
さらにミークス氏は、ブリーフィング中の政権側の対応も批判し、民主党議員の実質的な質問が軽視されたと指摘した。また、下院外交委員会の共和党委員長に対し、イランに関する政権側の証人を招いて監視公聴会を開くよう強く求めた。 (democrats-foreignaffairs.house.gov)