全米監督組合(DGA)は先週、俳優や監督以外のスタッフがテレビ番組の監督業務を兼任することを制限する暫定合意に達した。
映画テレビ製作者連盟(AMPTP)とのこの合意により、兼任スタッフが監督できるのは1シーズンにつき最大2話までとなる。全8話未満の番組では、兼任監督は1名のみに制限される。
この制限は、作品数全体が減少する中、プロの監督の雇用を確保することを目的としている。ただし、ショーランナー、初年度の脚本家、および番組内で俳優や脚本の業務に携わっていない特定のプロデューサーについては例外が認められる。
DGAの契約概要によると、この措置はベテラン監督とキャリアを築こうとする監督の双方を支援しつつ、真剣に監督業を志す者が経験を積む機会も維持するものだとしている。SAG-AFTRA(全米映画俳優組合)は本合意についてコメントを控えた。
また、同組合は海外における管轄権の拡大も求めていたが、製作者側への注意喚起の通達と、年内に委員会を開催するという合意にとどまった。