ウォルト・ディズニー・ワールドは新たなポリシーを発表したわけではないが、キャストは来園者に対し、スマートフォンの固定やアトラクション中のフラッシュ撮影禁止をこれまで以上に強く促している。この方針転換はすべての来園者に影響するが、頻繁に撮影を行うインフルエンサーにとっては特に厳しい対応となっている。高速走行する乗り物からのデバイス落下による安全上の懸念が、こうした注意喚起の強化につながっている。
フロリダの同リゾートを訪れた来園者からは、「トロン・ライトサイクル/ラン」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインド」、「エクスペディション・エベレスト」といったアトラクションの搭乗前に、キャストからより厳格な注意が行われているとの報告がある。これらのアトラクションでは、急発進や急降下、激しい旋回があるため、元々手荷物をロッカーに預けることが求められている。リピーターからは、「ホーンテッドマンション」のようなダークライドにおいても、スマートフォンの明るい画面やカメラのフラッシュが雰囲気を損なうとして、注意を受ける頻度が増したとの声が上がっている。ディズニーは長年フラッシュ撮影を推奨していないが、その執行体制は現在、より積極的な姿勢に転じているようだ。アトラクションの映像をコンテンツとするインフルエンサーらは、ルールは全員に適用されるものの、自分たちには特に念入りな注意がなされると話している。同社は、ソーシャルメディア上の動画が持つ宣伝効果と、ゲストの没入感を守り、デバイスの落下事故を防止する必要性との間でバランスを図っている。