ウォルト・ディズニー・ワールドは、マジック・キングダムで行われている「ア・パイレーツ・アドベンチャー:トレジャーズ・オブ・ザ・セブン・シーズ」のクリア特典として提供されていた「パイレーツ・オブ・カリビアン」の無料ライトニング・レーン・パスの配布を終了した。2020年のパンデミック以前から姿を消していたこの特典は、TikTokで拡散された数日後に廃止となった。キャストメンバーは、4月19日の廃止理由としてゲストによる悪用を挙げている。
アドベンチャーランドで楽しめるこの無料のセルフガイド型宝探しゲームは、ゲストが「ザ・クロウズ・ネスト」で宝の地図を受け取り、マジックバンドやKey to the Worldカード、またはマジック・タリスマンを使用して5つのミッションをクリアするというもの。各ミッションの所要時間は約20分で、制限時間はなく、毎日正午から午後5時まで実施されている。これまではクリアするとジャック・スパロウのサイン入りコレクターズカードがもらえたが、一時期ライトニング・レーン・パスが復活し、Inside the Magicの報道によれば、その様子をオンラインで共有した来場者からは喜びの声が上がっていた。しかし、キャストメンバーによると「悪用する人がいた」ため、4月19日よりパスの配布は終了し、特典はカードのみに戻った。Redditでは、こうした特典がソーシャルメディアによって台無しにされることへの不満が噴出している。あるユーザーは「正直、私が何かを見つけてもネットには書かないようにしている」と述べ、別のユーザーはトム・ソーヤ島でかつて行われていた隠しペイントブラシ探しの一件を引き合いに出した。その一方で、家族連れからはこの宝探し自体は高く評価されており、ある保護者は、食事の予約までの時間に子供たちがアドベンチャーランドの隠れた仕掛けを探検できて楽しかったと語った。今回の変更後も、この宝探しはアドベンチャーランドを計画的に探索するための家族向けアクティビティとして推奨されている。ただし、TikTokなどのSNSで注目を集めたことでライトニング・レーン・パスの提供期間は短命に終わったため、現在の報酬はコレクターズカードのみとなっている。