神奈川県在住の40代男性会社員は、70代後半の両親が中学生の息子に頻繁に多額の金銭を渡す行為が、息子の金銭の価値観を損なっていると心配している。両親は遠方に住み、年に数回しか会えないため孫を可愛がりたいという思いからだと理解しつつも、事前の相談を無視して贈与を続けている。教育評論家のアドバイスでは、息子に正直に話し、贈り物を預かるよう提案されている。
神奈川県の40代男性は、両親が息子に多額の贈り物を繰り返すことに悩んでいる。息子は中学生で、両親は70代後半。家族は遠く離れており、年に数回しか顔を合わせないため、両親は孫を可愛がりたくて仕方ないようだ。
息子が小学校低学年の頃から、両親は高価な玩具を買ったり、会うたびに1万円を渡したりしてきた。男性は事前に相談してほしいと何度も頼んだが、両親はこっそり続けている。最近、男性は「また金を与えたら絶縁する」と警告したが、それでも両親は贈与をやめず、謝罪した後も繰り返した。激怒した男性が電話で詰め寄ると、両親は「もうしない」と約束した。
これにより、息子は金銭の価値を理解せず、高価なトレーディングカードを気軽に買おうとする。夫婦で金銭の大切さを説明するが、祖父母の影響で台無しだと感じている。
教育評論家の小木尚樹氏は、こうした贈与が息子の金銭感覚に悪影響を及ぼす可能性を認め、現代社会では金融知識が犯罪防止に不可欠だと指摘する。両親の行動は、息子とのつながりを直接持ちたい純粋な願いからだと推測し、説得を一時諦めるよう勧める。
代わりに、息子に正直に心配を伝え、「金銭や贈り物を受け取ったら必ず報告し、預からせてほしい。成人したらすべて返す」と説明せよと提案。中学生なら理解できるはずだ。両親には時折高価な贈与を控えるよう優しく思い出させ、孫への愛情に感謝を伝えるべきだと言う。
このような家族内の金銭教育のジレンマは、世代間の価値観の違いを浮き彫りにしている。