水曜夜、フィリピン上院ビル内で銃声が響き渡った。当時、ロナルド・バト・デラ・ロサ上院議員は逮捕を回避するために同ビル内に避難していた。フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は、政府の関与を否定し、デラ・ロサ氏の逮捕命令は出していないと述べた。
2026年5月13日の夜、マニラにある上院施設内で複数の銃声が響いた。デラ・ロサ上院議員は、麻薬戦争に関連する国際刑事裁判所(ICC)の逮捕状から逃れるため、3日間同施設内に立てこもっていた。
マルコス大統領は、自身が状況を監視し、フィリピン国家警察(PNP)および国家捜査局(NBI)と連携をとったと述べた。また、軍やNBIの職員が上院に立ち入った事実はないことを認めた。
アラン・ピーター・カイエターノ上院議長は、上院が攻撃を受けていると発言し、他の上院議員らとともに部屋へ避難した。その後、ジョンビック・レムラ内務自治大臣とメレンシオ・ナルタテス警察長官が到着し、議員らの安全を確保した。
この件による負傷者は出ておらず、現在、上院と警察による調査が進められている。デラ・ロサ氏は逮捕状に対する異議申し立てについて最高裁の判断を待つ間、引き続き上院内にとどまっている。