香港の保安局は、2019年の社会不安で逮捕された若者たちの更生支援プロジェクトにおいて、広東語ポップ歌手のヒンス・チョン(張敬軒)氏をメンターとして招いたことを擁護した。この決定に対し、中国本土のインターネットユーザーから反発の声が上がっている。この2年前から始まったプロジェクトは、逮捕されたものの起訴に至らなかった約7,000人を支援するものである。
香港保安局は、同プロジェクトについて、若者たちの更生を促すため、多様な背景を持つ個人を招き、前向きな人生経験を共有してもらうものだと説明した。保安局の広報担当者は、「(活動には)保安局が背景や分野を問わず関心のある個人を招き、若者たちと対話や交流を行い、前向きな人生経験を共有してもらうことも含まれている」と述べた。さらに同担当者は、「こうした取り組みは、彼らが過去を清算し、新たな人生を歩み始める機会を提供している」と付け加えた。
ヒンス・チョン氏を招いた交流会は今週火曜日に予定されており、同氏のマネージャーも以前これを認めていた。2019年の社会不安で逮捕された若者の一部がこの交流会に招待されている。保安局の広報担当者はイベントの詳細については言及を避けた。サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は、主催者である香港青年聯会(Hong Kong United Youth Association)にもコメントを求めている。
中国本土のSNS「微博(Weibo)」では、ヒンス・チョン氏をメンターに起用した決定に対し、ネットユーザーから批判が相次いでいる。このプロジェクトは2年間続いており、社会不安の際に逮捕されたものの起訴されなかった約7,000人を対象に、更生支援を提供している。