香港の受賞ドキュメンタリー映画『私たちが十九歳だったころ』(原題:To My Nineteen-Year-Old Self)に登場する学生の一人、阿玲(アー・リン)さんが、イタリアのウーディネで開催されるファー・イースト映画祭での同作の上映に反対を表明した。英華女学校の卒業生である彼女は、上映の通知が遅かったことや、自身の出演シーンの編集について事前に相談がなかったと訴えている。
英華女学校の卒業生であるメイベル・チャン(張婉婷)監督が共同監督を務めたこの成長記録映画で、10年間にわたり追跡された阿玲さんは、いかなる上映にも同意しないと述べた。同校の資金調達の一環として制作されたこのドキュメンタリーは、激動の時代を過ごす6人の学生の軌跡を追ったものである。
4月3日に映画祭側が同作の「コンペティション外」部門での上映(4月24日~5月2日)を発表した後、英華女学校側は金曜日になって初めて阿玲さんに通知したが、彼女が懸念していた出演部分の編集については説明がなかったと、阿玲さんは『Wave』誌に語った。「どのような形であれ、この映画が上映されることには同意しません。」
これは2023年2月に香港で公開された際、阿玲さんが明報週刊(Ming Pao Weekly)に対し、同意がないまま公開されたと訴え、数日後に公開が取りやめられた経緯と重なる。