NASAとESAのハッブル宇宙望遠鏡は、おとめ座銀河団の中を移動する渦巻銀河、メシエ88の新しい画像を公開した。この銀河の中心には超大質量ブラックホールが存在し、銀河団の力によるガスの流出の初期兆候が見られる。
NGC 4501としても知られるメシエ88は、かみのけ座の方向に地球から約6300万光年の距離に位置している。その中心にある超大質量ブラックホールは約1億太陽質量に相当し、ガスの流出を引き起こしている一方、古い星々が中央部で温かな輝きを放っている。地球からは斜めの角度で観測されており、渦状腕には明るい星団や塵の雲が見える。