天文学者らはジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を使用し、690光年先にある潮汐固定されたガス惑星「WASP-94A b」の大気を調査した。観測の結果、この惑星では朝は曇り、夕方は晴れていることが明らかになった。この研究成果は「サイエンス」誌に掲載された。
ジョンズ・ホプキンス大学のサグニック・ムカルジー氏率いる研究チームは、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測装置「NIRISS」を用いたリム分解分光法を採用した。惑星が恒星の前を横切るトランジットの際、朝側のリムと夕方側のリムからの透過光信号を分離し、朝側には高高度のエアロゾルが存在し、夕方側には水蒸気が存在することを突き止めた。