元ダラス・カウボーイズのエッジラッシャーであるマーショーン・ニーランドさんが、死後の脳分析の結果、ステージ1の慢性外傷性脳症(CTE)と診断された。この診断結果は、遺族および脳震盪・CTE財団によって発表された。
ボストン大学CTEセンターの研究チームがニーランドさんの脳組織を分析した。同氏は昨年11月、24歳で自ら命を絶った。
ボストン大学CTEセンター所長のアン・マッキー医師は、30歳未満で亡くなった研究対象のアスリートの半数近くからCTEが発見されていると述べた。脳震盪・CTE財団のCEOであるクリス・ノウィンスキー氏は、CTEは繰り返される頭部への衝撃が原因であるため、現在の脳震盪プロトコルではCTEを予防できないと指摘した。
ニーランドさんは、テキサス州フリスコ周辺で交通違反に端を発した警察とのカーチェイスの末に亡くなった。遺族は、今回の診断が彼が抱えていた苦悩を理解する上での背景となるとし、コンタクトスポーツに従事するアスリートへの意識向上を呼びかけている。