モーガン・ウォレンの『One Thing at a Time』が、4月11日付のビルボード「トップ・カントリー・アルバム」チャートで通算43週目の1位を獲得した。この記録により、ウォレンのキャリア通算1位獲得週数は229週となり、チャート開設から62年の歴史における首位独走記録をさらに塗り替えた。ウォレンが初めて1位を獲得したのは2020年8月15日のことである。
ビルボードの「トップ・カントリー・アルバム」チャートは、1964年1月11日に「Hot Country Albums」として開始され、ジョニー・キャッシュの『Ring of Fire: The Best of Johnny Cash』が初の1位を記録した。その後数十年を経て名称変更を繰り返しながら、現在の名称に至っている。現在、21組のアーティストが50週以上の1位獲得を達成しており、その大半は男性ソロアーティストだが、ザ・チックスのような女性アーティストや、125週でグループとして最多記録を持つアラバマなども名を連ねている。また、黒人アーティストとしてはチャーリー・プライドが85週で唯一リストに入っている。現在、モーガン・ウォレンがガース・ブルックスの173週を抜き、単独最多記録保持者となっている。その他、アラバマ(125週)、ウィリー・ネルソン(107週)、テイラー・スウィフト(101週)、ケニー・ロジャース(99週)らが上位に名を連ねる。ウォレンの圧倒的な強さは、初めて1位を獲得して以来の急速な積み上げによるものであり、『Dangerous: The Double Album』は2021年から2023年にかけて同チャート記録となる97週連続1位を達成し、『One Thing at a Time』も87週を記録している。