Museは6月26日にリリース予定の10枚目のアルバム『The Wow! Signal』から、3枚目となるシングル「Cryogen」を公開した。今月初めにロンドンのブリクストン・アカデミーで初披露されたこの楽曲は、『Plug In Baby』を彷彿とさせるギターリフが特徴で、ダン・ランカスターとアレクス・フォン・コルフがプロデュースを手掛けている。フロントマンのマット・ベラミーが紡ぐ歌詞は、宇宙的な情景の中で心痛を表現している。
デヴォンを拠点とするMuseは、昨年のシングル「Unravelling」と最近発表されたリード曲「Be With You」に続き、「Cryogen」をリリースした。本作は、『Origin Of Symmetry』(2001年)や『Black Holes & Revelations』(2006年)といったアルバムで見られたMuse初期のゴシックなスペースロック・サウンドを彷彿とさせる。Bring Me The HorizonやBlink-182との仕事で知られるツアーメンバーのダン・ランカスターとアレクス・フォン・コルフが手掛けた、雷鳴のようなブレイクダウンと洗練されたプロダクションが完成度を高めている。ベラミーは孤独な感情をこう歌う。「冬の終わり、彼女はエウロパ、僕はひび割れた侵入者 / つららが残酷で静かに僕の心臓を貫く / 孤独、彼女は僕を極地の砂漠で震えさせながら去った / 荒野、僕は壊れていく…クライオジェン(極低温)、もう二度と泣けない / クライオジェン、僕は凍りついていく」。プレスリリースによると、『The Wow! Signal』というタイトルは、1977年にいて座から検出された強い電波信号に由来しており、天文学者のジェリー・エイマンが信号のデータ「6EQUJ5」の横に「WOW!」と書き記したエピソードにちなんでいる。アルバムは宇宙の神秘、実存的な希望、そして地球外生命体との接触の可能性を深く掘り下げている。Museは昨年ヨーロッパツアーを敢行し、Kings Of Leonの代役としてマドリードのMad Cool Festivalでヘッドライナーを務めた。NMEはこのステージを「時代を超越した革命的なスペース・スペクタクル」と評した。バンドは2026年の北米アリーナツアーを発表しており、Bloc Party、The Temper Trap、Portugal. The Manが帯同する予定だ。また、先日のロンドン公演でベラミーが11月の再来を示唆したことを受け、イギリスおよびヨーロッパでの公演日程も今後発表される見込みである。