パブリッシャーのNaconは、RPG開発スタジオであるSpidersが経営破綻により閉鎖してから24時間も経たないうちに、5月7日にゲームショーケースを開催すると発表した。労働組合STJVは、今回の閉鎖についてNaconの経営陣の失策であると非難し、同社が現在直面している倒産手続きや法的問題を理由に、プレイヤーに対して同社製品のボイコットを呼びかけている。
Naconは、長らく延期されていたゲームショーケースを5月7日に開催する計画を明らかにした。これは、『GreedFall』や評価の低かった続編『GreedFall: The Dying World』で知られるSpidersの閉鎖が確認された直後のことである。3月には、Nacon自身の債務再編の中で未払金が発生し、SpidersのほかKylotonnやCyanideといったNacon傘下のスタジオも破産を申請していた。フランスのゲーム労働組合であるSTJVは、Naconを「計画的とも思える経営の失敗と悪意」で非難し、次のように声明を出した。「私たちは、Spidersの突然の終焉をもたらしたグループが、私たちの雇用のなきがらを略奪するのを黙って見過ごすことはできない。私たちの作ったゲームはこれからも楽しんでほしいと願う一方で、プレイヤーにはNaconにお金を落とすことを避けてほしい。そうすることは、同グループの行動を報酬として認めることになってしまうからだ」。組合は業界の沈黙にもかかわらず、責任を追及するために戦う姿勢を示している。この論争は、フランスのゲーム業界における緊張関係を浮き彫りにしており、Spidersの閉鎖は同国で2番目の規模を誇るビデオゲーム企業にとって大きな打撃となった。それでもなお、Naconは予定通りショーケースを強行する方針である。